電子工作入門

【電子工作入門】これから電子工作をはじめるために準備しておいた方が良い物!

電子工作入門

先生
先生

今回は、電子工作をこれから進めて行く時に必要な物を紹介したいと思います。

■はじめに

はじめに

ここまでは、電子工作を進めて行くための基本的な話をさせて頂きましたが、徐々に実習を含めながら説明をしていきたいと思います。

私が実習をおすすめする理由は、本を読んだりインターネットなどで知識を得ても、実際に電子部品を手に取って回路を作るためには別の知識や経験が必要になるためです。

実際に作業をするのは少し面倒かもしれませんが、沢山の知識や経験が得られるし、何より面白いので是非電子部品を手に取り遊びながら学んでみてください。

今回は、これから実習を進めて行く時に「 事前に用意しておいた方が良い物 」と「 次に用意したい物 」を紹介したいと思います。

電子工作と言っても様々なジャンルがあるため、何を行うかによって準備するものが変わってくると思います。今回紹介する内容は、基本的には当サイトで電子工作を学んで行くことを前提とした内容になっております。
その他で学習中の方などは、選んだ理由や特徴なども記載しておりますので参考としてご活用下さい。

■初めに準備しておいた方が良い物

初めに準備しておいた方が良い物一覧

「 初めに準備しておきたい物 」の一覧を下記に記載致しますので参考に活用してください。

初めに準備しておいた方が良い物一覧

・プラスドライバー(小・極小)
・マイナスドライバー(小・極小)
・精密ドライバーセット(プラス・マイナス)
・ピンセット
・ラジオペンチ
・ニッパー
・乾電池(単三×4本程度)
・テスター
・電子部品各種

先生
先生

品質にこだわらなければ、テスターと電子部品以外100円均一などで1000円もあればおつりがくると思います。

さくら
さくら

あれ?

はんだ小手って必要ないんですか?

先生
先生

確かに「 はんだ小手 」は電子工作を進めて行くうえで必須の道具になりますが、はんだ小手を一通りそろえると費用が掛かるため、はんだ小手よりも先に「 テスター 」を入手して欲しかったので上記一覧とさせて頂きました。

先生
先生

「 テスター 」も「 ハンダ小手 」も両方入手できる方は初めに準備してもらえれば良いと思います。

さくら
さくら

わかりました~。

先生
先生

では、「 初めに準備しておいた方が良いもの一覧 」の内容について下記にて説明したいと思います。

さくら
さくら

よろしくお願いします。

先生
先生

よろしくお願いします。

詳細説明

プラスドライバー(小・極小)

電子工作ではあまり大きなネジを使用しない為、「 小サイズと極小サイズ 」を準備しておいたら良いと思います。

小サイズと極小サイズとは?
プラスドライバーには大きさの規格があり、大を「 No.3(3番) 」、中を「 No.2(2番) 」、小を「 No.1(1番) 」、極小を「 No.0(0番) 」と呼び、一般的に使用されているサイズは中サイズ(No.2)になります。

【プラスドライバーのサイズ】
・大:No.3(3番)
・中:No.2(2番)
・小:No.1(1番)
・極小:No.0(0番)

また、先端にマグネットが付いていたり、電気を通さないもの、樹脂製のもの、価格も100円均一で手に入るものから、高価なものまで存在します。
折角なのでこの機会にどのような種類があるのか、見てみるのも面白いと思います。

※ 余裕があったら一般的に使用される中サイズも準備しておくと良いと思います。

▲マイナスドライバー(小・極小)

電子工作ではあまり大きなネジを使用しない為、プラスドライバーと同様に「 小サイズと極小サイズ 」を準備しておいたら良いと思います。

また、マイナスドライバーはネジを回す以外にも、ケースの隙間に差し込んでカバーを開けたり、部品を抑えたりすることがあるため、あまりにも短いものは避けた方がよいと思います。

※ 余裕があったら一般的に使用される中サイズも準備しておくと良いと思います。

精密ドライバーセット(プラス・マイナス)

細密ドライバーはセットで販売されていることが多く、プラスドライバーは、小サイズ(No.1)とそれより小さい「 No.0 」の二つ、マイナスドライバーのサイズは、「 1.5mm~3.0mm程度 」が2~3本程度入っていることが多いです。

電子工作を進めて行くと大きいドライバーより、精密ドライバーの方が使用することが多いため、100円均一で入手できる程度で構いませんので、精密ドライバーのセットを一つ持っていると良いと思います。

ピンセット

ピンセットは、電子部品を持ったり、加工したり、はんだ作業をする時などにも使用するため、是非準備してもらいたい道具の一つになります。

ピンセットも、「 金属製の物 」、「 樹脂製の物 」「 先端が平らな物 」「 磁気を帯びない物 」など用途に合わせ様々な形状や材質のものがあります。

磁気を帯びないピンセット?
磁気を帯びないピンセットとは、電子部品は小さい物が多いため、つかむ時に磁気を帯びているとピンセットから離れなくなってしまい上手く作業ができなくなるので、それを回避するために使用します。

ピンセットの選び方としては、先端が尖っている形状の物で、ある程度硬い物を選ぶと良いと思います。

※ ピンセットの先端については、自分の好みの形にヤスリなどで加工するというのも一つの方法です。

ラジオペンチ

ラジオペンチは電子部品を持ったり、電子部品の足の形を曲げたりする時に使用します。

先端の形状が細いものや、物をつかみやすいようにギザギザしているもの、先端が曲がっているもの、大きさなども様々なものがあります。

また、開閉部分にスプリングや板バネが付いていて手を離すと勝手に開いてくれるものなどがあります。

ラジオペンチは、「 掴む、曲げる 」と言った作業で使用する為、「 先端がストレートで、ギザギザしている物 」大きさは、小さくても大きくても使いにくいため、「 ラジオペンチを開閉した時に手になじむ物 」を選んだら良いと思います。

ニッパー

ニッパーは、配線に使用するケーブルや、電子部品の足の長さをカットすることをメインに使用します。そのため、あまり安いものを購入すると切れ味が悪く上手く切れないことがあるので注意してください。

ニッパーも様々な種類がありますが、電子部品の足をカットすることを考慮すると、先端が尖っていて小ぶりなサイズが良いと思います。

また、電子部品の足は、「 細目の針金 」やオフィス用品の「 クリップ 」程度の強度があるため、プラモデル用の平らな小さいニッパーでは強度が足りなくて切りにくい可能性があるため、購入時は注意してください。

乾電池(単三×4本程度)

乾電池は、電子部品に電力を供給する時に使用します。

一般的に単三乾電池の電圧は、1本「 1.5V 」のため、2本で「 3.0V 」3本で「 4.5V 」・・・と、使用本数である程度「 電圧を調整 」することができます。電子工作では3.0~5.0V程度を使用するため、単三電池を4本程度手元に準備しておくと良いと思います。

「 マンガン 」や「 アルカリ 」など種類がありますが、確認用として簡易で使用するだけなので、どちらでも良いと思います。ただし、「 充電用電池(二次電池) 」は電圧が「 1.2V 」と少ないため、充電用電池ではなく乾電池を準備してください。

テスター

テスターは、「 電圧(電気の強さ)や電流(電気の流れ)、抵抗の大きさ 」などを測定する時に使用します。

電子工作キットなどを購入して、組み立てるだけなら無くても組み立てることはできますが、基礎から電子工作を進めて行く場合「 必須のアイテム 」になります。

テスターの価格は、高価なものから安価なものまで様々ありますが、はじめはホームセンターなどで、1000円~3000円程度で入手できる安価なもので良いと思います。

テスターは「 アナログ 」と「 デジタル 」の2種類がありますが、はじめは「 デジタル 」タイプを購入することをお勧めします。

※ テスターの詳細に付いては別途講座を予定しておりますので、一読いただいた後に入手の検討をすることをお勧めします。

ブレッドボード

ブレッドボードとは?
ブレッドボードの説明と使い方については別途講座を予定しておりますが、ブレッドボードを簡単に説明すると「 半田ごてを使わず電子回路を作ることが出来る 」とても画期的な代物になります。

使い方は、小さく空いた穴(黒い点々の部分、ソケットと呼ぶ)に抵抗やLEDなどをはめ込み、さらに「 ジャンパー線 」といわれる針金状のものやケーブル状のものを差し込んで 電子回路を作ることができる製品になります。

この、ブレッドボードを使用すると、はんだ小手などを使用せず、回路を作成することができるため、これから電子工作を進めて行くには必須のアイテムとなります。

価格は数100円~3000円程度で、電子部品屋やネットショップなどで入手することができます。

※ ブレッドボードの使い方ついては別途講座を予定しております。

ジャンパー線

上記「 ブレッドボード 」で回路を作成する時に使用する専用のケーブル(針金状もある)になります。単品でも販売していますし、ブレッドボードとセットでも販売しています。

ブレッドボードで作業を行う時に使用するため、ブレッドボードを購入する際は一緒に入手することをおすすめします。

電子部品各種

電子工作を行うために「 電子部品 」は絶対に必要になるため、入手は大変だと思いますが是非準備して頂きたいと思います。

当サイトでこれから予定している数回分の講座で使用する電子部品の一覧を下記に記載致しますので、参考にしてください。(トランジスタの講座まで)

ただ、電子部品を準備する場合、はじめての人は「 何を 」「 どこで 」購入したら良いのかさっぱり分からないと思いますので、準備方法などを次回講座にて説明したいと思います。

電子部品各種一覧(電子工作キット①)

・抵抗(47Ω、100Ω、1kΩ、10kΩ)×2
・LED(赤、順方向電圧2.1V、順方向電流20mA程度) ×2
・タクトスイッチ ×1
・スライドスイッチ ×1
・ロータリースイッチ ×1
・トランジスタ ×1
・フォトレジスタ(cdsセル:明10kΩ~暗1M程度) ×1
・電池BOX ×1 (単三電池2個用)

※電子工作キット①には下記も含まれております。
・ブレッドボード ×1
・ブレッドボード用ジャンパー ×1set

※ いろいろと揃えるのはハードルが高いという方のために、こちらのショップに用意致しましたのでご利用ください。

■次に揃えたい物

次に揃えたい物一覧

先生
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ここからは「 次に揃えたい物」を紹介していきたいと思います。

ここは、絶対に必要と言うより、上記の「 初めに準備しておいた方がよい物 」の次にあったら便利だな~と言った感じの一覧になります。

次に揃えたい物一覧

・はさみ
・カッター
・ペンチ
・モンキー
・ワイヤーストリッパ
・ルーペ
・定規
・ビニールテープ
・ピック
・はんだ小手

<はんだ小手購入時に一緒に購入したい物>
・はんだ
・はんだ小手台
・はんだ吸い取り器
・はんだ吸い取り線
・クリップ(磁石付き)

詳細説明

はさみ

電子部品を袋から出す時や、ケーブルの加工など、様々な用途に使用します。特別な物を用意せず、ご家庭にあるものを使用して頂ければ問題ありません。

カッター

電子部品を袋から出す時や、ケーブルの加工、基板を折る時に切れ目を入れたり、様々な用途で使用します。

ご家庭にあるもので問題ありません。もし購入するようなら小さい簡易サイズのものではなく、基板などに切れ目を入れられるように、グリップのしっかりしたものを入手することをおすすめします。

ペンチ

ペンチは、電子部品の足を曲げたり、基板を折ったりする時に使用します。上記の「 ラジオペンチ 」は先端が細くなっているため、しっかりと力を加えることができる「 ペンチ 」も入手することをおすすめします。

ラジオペンチでもある程度は代用できるため、優先度はそこまで高くありません。

ワイヤーストリッパ

ワイヤーストリッパとは、ケーブルの外皮を向くことができる道具になります。ケーブルの加工を行う時にあるととても便利ですが、はさみやカッターでも代用が利くため優先度はあまり高くありません。

価格も1500円~3000円と費用が掛かるため、ある程度道具が揃った後、ケーブルの加工を頻繁にするようになってから入手を考えても良いと思います。

ルーペ

電子部品の型番を見たり、はんだ作業で使用したり、細かい作業が多いため、ルーペを用意しておくと重宝します。

倍率は、2~5倍程度の物と10~20倍程度の物が 2種類あると使い勝手が良いと思いますが、どちらか一つであれば、 2~5倍程度の物の方が汎用性があると思います。

価格は、拡大してみることができれば、100円均一などで売られている安価なものでも問題ないと思います。

定規

定規は、寸法を測定したり、カッターでの加工作業で使用するため、10~15cm程度で良いので、金属製の物(片面に金属付きの物でもok)を一つ用意しておいたら良いと思います。

使用頻度は低いと思いますので、必要になったら入手を検討したら良いと思います。

ビニールテープ

ビニールテープは、ケーブルを加工した後の処理や、電子部品の絶縁などに使用します。
組み立て作業や、ケーブルを使用することが無ければあまり使用しないため、優先度は低くなります。

ケーブルや電子部品の絶縁として使用するため、セロハンテープ等では代用が出来ないので、とっさに使用したい時に使えるよう、いくつか色違いで持っていると良いと思います。

基本的には「 黒色 」を入手し、余裕があったら次に「 赤色 」「 緑色 」を用意したら良いと思います。

※ 黒色と赤色は電源の色、緑色はアースの色で分けると分かりやすいためです。

ピック

ピックは、電子機器のケースを解体する時などに使用します。
電子工作で、全て組み上げて完成したと思ったら配線を間違えていた時など、再びケースを開けたりする際に使用します。

ピックとは、ギターを弾く時などに使用する音楽用の「 ピック 」になります。薄さ、硬さ、形状など様々なものがありますが、薄いものと厚いものを2種類持っていると重宝すると思います。

多少傷は付きますが、マイナスドライバーなどでも代用できるため、優先度は低くなります。

はんだ小手

電子工作で花形のアイテムになりますが、上記で紹介した「 ブレッドボード 」があれば、急いで入手しなくても大丈夫です。 そろそろはんだ付け作業をはじめるかな~と思ってから入手を検討してください。

購入するまでにどんなものを購入しようかとあれこれ悩む時間も電子工作の楽しみの一つです。

はんだ小手は高価なものから安価なものまで様々なものがあり、別途はんだ小手の使い方講座で詳細説明を予定しておりますが、折角なのではんだ小手の選び方と違いを簡単に紹介したいと思います。

●はんだ小手の主な違い
【温度の高さ】
はんだ小手の温度の高さによって、はんだが溶ける速さが変わってきます。

温度が高ければ早くはんだが溶けますが、作業が遅いと電子部品や基板を痛めてしまいます。その逆に、はんだ小手の温度が低くければ、はんだの溶けるスピードも遅くなり、基板や電子部品にはんだ小手を当てている時間が長くなってしまうため、こちらもまた電子部品や基板を痛めてしまいます。

【ワット数】
上記の温度の高さを知る目安として、ワット数と言うものがあります。ワット数が高いと温度が高くなり、ワット数が低いと温度も低くなる傾向がありますので、購入時の目安にして頂いたら良いと思います。

一般的な入門用のハンダ小手は30W~40W(ワット)程度のもので良いと思います。

【温度調節機能付き】
温度の高い、低いという問題を回避するために、温度調節用のはんだ小手と言うものも存在します。

温度調節機能付きのはんだ小手は便利ですが、5000円~20000円と高価なため、はじめのうちは我慢して、やっぱり良いものが欲しいと思ったら入手を考えてみるのも良いと思います。

ちなみに、ネット販売している2000円程度の温度調節機能付きのはんだ小手は、細かい設定が出来ない、温度が変化しないなどと言うことを耳にするため購入はあまりおすすめしません。

【小手先の形状】
小手先の形状は様々なタイプがありますが、一般的には「 B型 」が標準装備されています。
また、小手先は交換できるものが多いため、小手先を交換できる製品を購入することをおすすめします。

B型:ペンシルタイプ
C型:斜めにカットされている
D型:マイナスドライバーのような形
K型:カッターのような先端になっている
その他:その他の形状

はじめてハンダ小手を購入する場合、一般的に使用されている「 B型 」の小手先が付属している物を入手したら良いと思います。

【メーカー】
良く分からないメーカーの製品を購入するなら、「 good 」と「 HAKKO(白光) 」のどちらかを購入することをおすすめします。
※ 個人的には子供のころから使用している「 good 」に親近感を覚えます。

【はんだ小手の選び方】
・ワット数が30W~40W(ワット)程度の物。
・小手先は「 B型 」。
・小手先を後から交換できると尚よい。
・初めのうちは、温度調節は無くても問題ない。
・メーカー「 good 」又は「 HAKKO(白光) 」なら一安心。

はんだ小手は、電源が入らない、温度が上がらないなどの不良品を引かなければ、はじめのうちはそこまで難しく考えなくても良いので、安価なベーシックな物で問題ないと思います。

はんだ小手の購入時に一緒に購入したい物

先生
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はんだ小手を購入しても、「 はんだ 」を持っていないと使いえないため、はんだ小手購入時に一緒に揃えておきたい物も合わせて紹介したいと思います。

はんだ小手の購入時に一緒に購入したい物一覧

・はんだ
・こんだ小手台(スポンジ、クリーニングワイヤー)
・作業用マット
・はんだ吸い取り線
・はんだ吸い取り器(手動)
・クリップ(磁石付き)

はんだ

鉛とスズを主成分とした合金で、これが無いと、はんだ小手を購入しても意味が無いため、はんだ小手購入の際は必ず一緒に購入してください。

形状としては、「 棒状 」のものや「 糸状(針金状) 」の物があり、環境問題を考慮して鉛を含まない「 鉛フリー 」や後述する「 フラックス入り(ヤニ入り) 」タイプなどもあります。

はじめのうちはそこまで大量に使用しないため、太さ1.0mm程度で、長さ1~2mもあれば十分です。
そこからもう少し細い方が良いな~とか、もっと沢山買おうなどと検討していけば良いと思います。

購入するなら「 糸状(針金状) 」で「 鉛フリー 」の物が良いと思いますが、はじめは100円均一などの安価なもので問題ないと思います。

はんだ小手台

はんだ小手を置く台になります。はんだ小手は高温になるため、作業を行っていない時に置いておくはんだ小手台は火災予防のためにも準備しておくことをおすすめします。

また、はんだや汚れを除去するために使用する「 スポンジ 」や「 クリーニングワイヤー 」などがセットになっているものが良いと思います。

はんだ小手台は安価な物でも1000円程度してしまうため、「 はんだ小手、はんだ、はんだ小手台 」を一気に購入できる程度の準備をしておくと良いと思います。

作業用マット

はんだ作業を行う時に、テーブルの上で直接作業を行うと火災の原因になり危険なため、下にマットを敷いて作業を行う時に使用します。

シリコン製の耐熱マットなどが電子部品屋やネットショップなどで販売しているので、一つ用意しておくと良いと思います。

価格が1500円~3000円程度するため、しばらくは他の物で代用するのもありだと思います。

はんだ吸い取り線

はんだ作業を失敗した時や、基板などに付いたはんだを吸い取ることが出来る金属を編み込んだ線になります。

はんだ作業を行う際は失敗した時のことも考慮し、下記の「 はんだ吸い取り器 」か「 はんだ吸い取り線 」のどちらかを用意したほうが良いと思います。

はんだ吸い取り器(手動)

はんだ作業を失敗した時や、基板などに付いたはんだを吸い取ることが出来る道具になります。

電子部品屋で購入すると2000円程度しますが、最近では100円均一でも入手できるようになったため、一つ用意しておくと良いと思います。

ただ、はんだ吸い取り器は慣れないと上手くはんだが取れないため、多少練習が必要になることも考慮しておいてください。

※ はんだ吸い取り器は電動タイプもあります。

クリップ(磁石付き)

はんだ付け作業を行う時に、電子部品やケーブルを固定するために使用します。

専用の道具も売っていますが、オフィス用品の少し大きめな金属製で、磁石の付いているクリップで十分だと思います。

その他

その他として、「 カプトンテープ 」「 フラックス 」「 はんだペースト 」なども欲しい所ですが、こちらは頻繁に作業するようになってから、用意すれば問題ないと思います。

■まとめ

先生
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電子部品や工具などの入手方法については次の講座で説明したいと思います。

初めに準備しておいた方が良い物一覧

・プラスドライバー(小・極小)
・マイナスドライバー(小・極小)
・精密ドライバーセット(プラス・マイナス)
・ピンセット
・ラジオペンチ
・ニッパー
・乾電池(単三×4本程度)
・テスター
・電子部品各種

次に揃えたい物一覧

・はさみ
・カッター
・ペンチ
・モンキー
・ワイヤーストリッパ
・ルーペ
・定規
・ビニールテープ
・ピック
・はんだ小手

<はんだ小手購入時に一緒に購入したい物>
・はんだ
・はんだ小手台
・はんだ吸い取り器
・はんだ吸い取り線
・クリップ(磁石付き)

ご注意
内容を理解しやすくするため表現を誇張しているが部分があることや、 このサイトの内容が絶対に正しいという保証は出来ません。 また、実作業における破損・傷害等に付きましても保証できないため、ご了承の上お付き合い頂けたら幸いです。

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