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今回は、ブレッドボードについて説明したいと思います。
■ブレッドボード
ブレッドボードについて
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前回、「 初めに準備しておいた方が良い物 」の中でも少し紹介しましたが、
「 ブレッドボードとは? 」と、はてなマークがついた人も多いのではないでしょうか?
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私も初めて知ったときは、世の中にはなんと便利なものがあるんだ!!っと驚いたものです。笑
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ブレッドボードってどのようなものですか?
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ブレッドボードを簡単に説明すると、「 半田ごてを使わず電子回路を作ることが出来る 」とても画期的な代物になります。
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使い方は、小さく空いた穴(黒い点々の部分、ソケットと呼ぶ)に抵抗やLEDなどの電子部品をはめ込み、さらにジャンパー線といわれる針金状のものやケーブル状のものを差し込むことで、はんだ小手を使わずに電子回路を作ることができる製品です。
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へ~、何だか便利そうですね。
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そうですね。
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先ずはどのようなものか見てもらった方が早いので、下記イメージ画像を見てください。
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は~い。
ブレッドボードのイメージ
【ブレッドボード】
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【使用した時のイメージ】
![](https://swctec.net/wp-content/uploads/2022/12/kou_0007_002.jpg)
ブレッドボードの使い方
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上の二つの画像を見てなんとなく理解されたと思いますが、使い方について少し説明したいと思います。
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ブレッドボードに空いている穴(ソケット)に、電子部品を立たせるように挿し込みます。
ただし、電子部品を適当に挿し込むのではなく、ブレッドボードに空いている穴(ソケット)は裏側で綱がっている(下図参照)ため、 ブレッドボードの裏側で繋がっている部分と、繋がっていない部分をうまく使用することにより、電子回路を作り上げることが出来ます。
![](https://swctec.net/wp-content/uploads/2022/12/kou_0007_003.jpg)
【おもて側】
![](https://swctec.net/wp-content/uploads/2022/12/kou_0007_004.jpg)
【うら側】
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一般的には青い線で囲った部分(図の下側)に電源(プラス/マイナス)を接続することが多いです。
真ん中の黄色い線で囲った溝の部分は、上・下が離れていて繋がっていません。
ジャンパー線
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実際にブレッドボードで回路を作ろうと思った時に、「 電子部品 」と「 ブレッドボード 」だけでは、単純な回路しか作ることができないため、「 ジャンパー線 」と言われる「 針金状 」や「 ケーブル状 」線を使うことによって複雑な回路も作成することが出来るようになります。
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ジャンパー線は、ブレッドボードとジャンパー線のセットでも、単品でも販売しています。
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数本であれば自分で「 針金 」や「 クリップ 」を加工しても代用できますが、 複雑な回路を作る場合は針金の加工に時間が掛かるため、購入したほうが早いと思います。
【針金状のジャンパー線】
![](https://swctec.net/wp-content/uploads/2022/12/kou_0007_005.jpg)
![](https://swctec.net/wp-content/uploads/2022/12/kou_0007_006.jpg)
【ケーブル状のジャンパー線】
![](https://swctec.net/wp-content/uploads/2022/12/kou_0007_007.jpg)
LEDを点灯させるだけの簡単な回路などを作ろうと思っても、普通なら基板を必要なサイズにカットして、 電子部品をはんだ付けして、電子部品の足をニッパでカットして・・。
という具合にとても大変ですが、ブレッドボードを使えば差し込むだけで回路を作れるし、電子部品を何度も再利用出来るため 電子工作を始める際には、準備しておくことをおすすめします。
サイズや形状は様々あるので、用途に応じて購入してみたらよいと思います。
数百円~数千円程度で手に入るので、私は複数持ってます。笑
簡単な回路の作り方を見てみよう!
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ブレッドボードを使用した、簡単な回路の作り方を見てみましょう。
実際にブレッドボードを使用した回路の作成作業は別途予定しておりますので、今回はブレッドボードで回路を作る様子を見てください。
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は~い。
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今回は、LEDを点灯させる下図のような回路を「 ブレッドボード 」を使用し作成したいと思います。
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使用する電子部品などは下記になります。
【使用部品等】
・ブレッドボード
・ジャンパー線
・乾電池
・電池BOX
・抵抗(100Ω程度)
・LED(赤色)
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先ず、「 ブレッドボード 」を用意します。
![](https://swctec.net/wp-content/uploads/2022/12/kou_0007_009.jpg)
※このブレッドボードは、下のオレンジのジャンパー線部が裏で繋がっていないため表で接続しています。
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「 抵抗 」を「 折り曲げ 」、ブレッドボードに挿し込みます。
注意点は、真ん中の溝をまたぐように抵抗を挿しこんでください。
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真ん中の溝をまたがせるのは何故ですか?
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真ん中の溝部分は、裏側で離れているので、溝をまたぐことで回路を分断することが出来るためです。
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なるほど~。
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次は、「 ジャンパー線 」をブレッドボードに挿し込みます。
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注意点は、「 抵抗 」と「 ジャンパー線 」を繋げたいため、赤枠の中に入るように挿しこんでください。
赤枠部は裏側で繋がっているのでどこに挿しこんでも大丈夫です。
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「 LED 」をブレッドボードに挿しこんでください。
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ここも「 ジャンパー線 」と「 LED 」を接続したいため、赤枠の中に入るようにしてください。
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「 電池BOX 」を準備します。
※電子工作で回路を作成する時は、回路が全て完成してから「 乾電池 」を入れるよう注意して下さい。
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「 電池BOX 」の先端に、「 ジャンパー線 」などを接続しておくとブレッドボードに挿し込みやすいと思います。
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「 電池BOX 」の「 プラスとマイナス 」のケーブルをブレッドボードに挿し込みます。
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注意点は、「 電池BOXのケーブル 」が、「 抵抗 」と「 LED 」に繋がるよう赤枠内に挿しこんでください。
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これで下図赤線のように回路が接続された状態になります。
![](https://swctec.net/wp-content/uploads/2022/12/kou_0007_020.jpg)
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最後に、「 電池BOX 」に「 乾電池 」を入れてLEDを点灯させてみたいと思います。
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上手く点灯させることが出来ました。
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このように、「 ブレッドボード 」を使用することで、はんだ作業を行わずに回路を作成することができます。
足の無い電子部品(表面実装部品)
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は~い。
足の無い電子部品(表面実装部品)などはどうするんですか?
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足の無い電子部品は、そのままではブレッドボードで使用できませんが、どうしてもブレッドボードで使用したい場合は、はんだで電子部品にケーブルを付けたり、変換基板などに乗せることで使用することもできますよ。
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ただ、それだとはんだ小手を使用しないで手軽に回路を作れるというメリットが失われてしまいますので、足のある部品が入手できない時などに一部分だけ代用するのはありだと思います。
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■まとめ
・ブレッドボードとは、「 半田ごてを使わず電子回路を作ることが出来る 」とても画期的な製品。
・電子工作を進めるうえで、必須といえる便利アイテム。
・ジャンパー線も一緒に準備することをお勧めします。
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